Proverbs 英語のことわざ 日常生活
私たちが日本語で頻繁に使うことわざを集めました。英語圏の方とお会いしたとき、さらっと英語で言えたら嬉しいですね。いい、出会いになるかも。
早起きは三文の徳を英語でどう言うの?
- The early bird catches the worm.
- Ask much, know much.
- What is done cannot be undone.
- The water that came from the same spring cannot be both pure and salty.
- There is no place like home.
早起きは三文の徳、は英語でThe early bird catches the worm.
<直訳>The Early Riser gains three coins.
早起きの鳥は虫を捕らえることができる。
「早起きをすると、なにかしらいいことがある。」という意味のことわざです。ここで三文の徳は「得」でないことがポイント。”単なる損得感情ではなく、人格に関わること。”を説いています。英語では「早起きの鳥は虫を捕らえる。」と表します。英語の方が現実的ですね。
最近は「朝活」なるものがブームとか。夜の疲れている時間帯よりも、朝の頭がスッキリしている時間帯に知的作業を行った方が能率的というわけですね。
”Catches”を”Gets”と表す場合もあります。
あなたは朝型ですか?夜型ですか?
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、は英語でAsk much, know much.
<直訳>Asking is one-time shame, but not asking is life-time shame.
聞く人がたくさん知っている。
自分の知らないことを人に尋ねるのはとても勇気のいることです。でも聞かないでそのままにしておくと一生そのことを知る機会を失い、もっと恥ずかしことになるという意味のことわざです。
ただ一つ言いたいのは、「まず、自分で調べて、調べぬいて、それでもわからなかったら聞きましょう。」ということです。まず、ググりましょう。「ググる」という言葉は2001年ごろに登場し始めた表現で、のちに代表的な英語辞書であるウェブスター英語辞書にも収録されています。今では動詞としてよく使います。英語でも動詞としてgoogleといいます。
後悔先に立たず、は英語でWhat is done cannot be undone.
<直訳>Repetance doesn’t come before one’s action.
したことは、しなかったことにはならない。
すでにやってしまったことを後悔しても、どうにもならないという意味のことわざです。英語では「したことをしなかったことにはできない。」と言います。わかりやすいですね。
同じ意味を表す英語のことわざには”A bird cries too late when it is taken.”というものもあります。「鳥は捕らえられてから鳴いても遅すぎる」というわけです。悲しすぎますね。
天は二物を与えず、は英語でThe water that came from the same spring cannot be both pure and salty.
<直訳>Heaven does not give two gifts.
同じ泉から湧き出た水が淡水であり海水であることはあり得ない。
人が同時にいくつもの長所や才能を与えられていることは、稀です。「天」とは神や大きな力、人間には手に届かないところを意味します。正直なところ「美人」で「頭のいい」人がいたりします。そのような人のことを「才色兼備」と言います。英語ではこのことを一言で”Talented”と言ったりします。Talent(タレント)は才能のことで日本でいうところの「タレント」とは受ける印象が違います。「知力」と「運動能力」の両方を兼ね備えた人のことを「文武両道」ともいいます。英語では「才色兼備」同様”talented”で表現するようです。
住めば都、は英語でThere is no place like home.
<直訳>Any place can be a Capital once you get used to it.
我が家ほどの場所はほかにない。
同じ意味を表す英語のことわざに
“To every bird, his own nest is the best.”
どんな粗末な家でさえも、一度住んでしまえば都になるという意味です。鳥も自分の巣(寝床)が一番、ここちがいいんですね。
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